さて、今回は、伴奏のコード(和音ですね)をどうやって決めるか?という話です。
下の譜面は、「風の吹き抜ける丘の上」の最初の部分です。
で、本題は、なぜ、この「吹き抜ける」の部分は、F なのか?という疑問です。
この話題で盛り上がり、今回のレッスンでは、ほとんどピアノで音を出しませんでした。
結論としては、
・D が、メロディを決めたときから、頭の中に伴奏が浮かんでいた
・Dが、頭に浮かべていた伴奏(のコード)が、「F]だとわかっていなかった。
・(先生に渡した最初の譜面)から、このような、コード進行が付いていた
ということでした。
確かに以前、アップしたオリジナル版にもコードが付いています。
ただ、このメロディーだから、このコードというように理論的には考えてませんでした。
何しろ、理論なんて知らないのだから。。。
ここで、ちょっと、迷いが生じています。
この連載は、鼻唄に「伴奏」ということで、メロディーだけのものに、伴奏をつけていくプロセスを書き留めているつもりでした。
ただ、今回の「風丘」については、鼻唄に伴奏が付いていた、わけです。
こんだけ、長いこと書いておいてなんだよ!と言われちゃうよな。。。。などと、迷ったりしています。
で、何回か、先生と話をしたんだけど、
D : だから、なぜ、このコードになるのか?って部分がわかんないんですよ。
恵美ちゃん先生(以下、M) : だから、これは、Dが、最初からこういった、コードをつけていたからですし、わたしも、このコード進行が、いいな、と思ったから、そのまま、進めたんですよ。
D : う~ん。
M : Dは、この曲を作ったときに、伴奏が浮かんでいたと思うのね。
D : でも、それが、コードとして成り立っているかは、わかってないし。
M : それは、知識がないから。でも、頭でこの曲を再生しているときに、伴奏がなっていたから、自分で伴奏をつけたんだよ。
D : うむ~。じゃあ、このメロディーラインだから、このコードって決まっているわけではないんだ。
M : コードの選択は、個人の好みになっちゃうから、これなら、これって決まりはないよね。
D : 2小節目が、「ララララ ソラシラ」なのになんでコードを決められるの?って不思議だったんだよね。
M : それが、好みの部分になるよね。
D : だよね、「ラ」が構成音になっているコードなら、いくつも、あるでしょ。
M : そう、もう無限に近い。メジャー、マイナー、7th……
D : うん。メジャーとマイナーだけにしても、ん?いくつあるかな??
M : たくさん
D : 3和音(後付の知識)に限定しても、今回が、Fメジャーでしょ。
M : そう
D : でも、一番多いし、小節の頭に使っているのは「ラ」で、「ラ」がベース音になるコードは……
M : AとかAm
D : そっか。じゃあ、なぜ、AとかAmにならずに、Fになったの、ってのが不思議だったんだよね。
M : ここをAmにする、っていうのは、ありよ。
と、ここで、最初をAmにした伴奏をしてくれました。
M : でも、わたしは、これじゃあ、変だな、と思ったから。
D : 確かに。変。
この演奏をMIDIでも、再現できればいいんですが。。。。。ごめんなさい。できないです。
M : というわけで、Fを選んだの。
D : う~ん。
体感したのに納得しないDです。
Dの頭には、理論的によりよいコードを選べるのでは、という思いがあります。
これは、作曲ソフト「Singer Song Write」にコード判定機能、というのが付いているからです。
ようは、「判定」する基準があるのかな?って考えているわけです。
ただ、上の機能は、まったくの役立たず(Dにとって)、判定しても、そのコードが「いい」と思った験しがありません。
D : じゃあ、曲のキーが「F」だって、決めたことと、コードの選択の関連性は??
M : 親和性の高いコードを絞れるとか……
D : スリーコードとか?
M : ……
ちょうど時間となりましたぁ~。
いやぁ~。ピアノのレッスンでピアノを弾かない。斬新です。
でも、こんなやり取りだと、楽しくてしょうがないです。
*スリーコードについて
ようは、一番判りやすい、スタンダードなコード進行です。
詳しくは、Googleで、検索を。キーワードは「スリーコード」です。
一番、上に「作曲しよう」というページがヒットしました。(2009/02/24現在)
判りやすい説メインになっています。
もうちょっと、お付き合いを。。。。。
Dが、「風丘」に「伴奏」をつけた経過をメモっておきます。
「Singer Song Writer」のような作曲ソフトありきのやりかたです。
まず、メロディーを譜面に打ち込みます。
次に、探り探り、ベース音を割付けます。
作曲ソフトなので、譜面に1小節に1音を4度打ち(4部音符4個)を入力していきます。
上の譜面で、2小節目なら、
メロディ : ララララソラシラ
ベース : ド ド ド ド
という感じです。(4部音符ごとにスペース)
ドから順にレ・ミ・ファ と当てていきます。
実際には、ド~ド(#を含む)の全部の音で試さなくても、すぐに候補が2、3に絞れたと思います。
そのベース音を元に音を重ね、和音を作っていきます。
理論ではなく、雰囲気で。
これは、メロディーを聴きながら、手探りで探したと思います。
でも、理論的にこんなことを知っていたわけではありません。
ただ、学生時代は、ハードロック系のギターを弾いていたので、ルート+5度(パワーコードというそうな)には、慣れていました。
Gなら、マイナー、メジャーに関わらず、6弦の3フレット(ベース音のG)と5度上のDを弾きます。
指使いでいうと、6弦の3フレットと5弦の5フレットです。
パワーコードを使っていれば、分厚い音になるので、(大雑把で無茶な言い方だけど)これであれば、なんとか、らしく聴こえちゃいます。
これだと、メジャーとマイナーの区別がありません。
C (Cメジャー)=ドミソなら、ドとソを弾きます。
Cm(Cマイナー)=ドミ♭ソですが、結局弾くのは、ドとソになります。
ちなみに、ドミソのように3つの音で構成されるコードをトライアドコード(3和音)といいます。
CとCmの違いは、真ん中の音が、ルート音に対して、3度上ならメジャー、3度より半分低い(短3度といいます)とマイナーとなるそうです。
こうやって、3和音のうちの2音を決めます。
もちろん、繰り返し、聴いては直し、直しては聴き、次の日にまた、聴いては直し、としたら、元に戻っていたなんてのは、なんどもありました。
最後に真ん中の音を決めます。
メジャーとマイナーを決める、重要な音です。
なんてのは、Dには、関係なく、「Singer Song Writer」の譜面に音符を置き、より、よいほうを選ぶ作業を繰り返しただけです。
こうやって、メロディー、ベース、コード(ついでにドラム)も揃って、「風の吹き抜ける丘の上」オリジナルは完成したわけです。